

あらすじ
中学のいじめで声を失いかけた俺が四月の屋上で拾ったのは、『弱くても勝てる型』と題された古びた戦術ノート。逃げ場だったはずの屋上から、廃部寸前の弓道部の射場へ。型を辿るうち、矢は少しずつ的を捉え始める。夏の県大会、声を取り戻すための一射が放たれる。だが、ノートを置いた『誰か』の正体は――取り戻しかけた青春が、もう一度試される。


中学のいじめで声を失いかけた俺が四月の屋上で拾ったのは、『弱くても勝てる型』と題された古びた戦術ノート。逃げ場だったはずの屋上から、廃部寸前の弓道部の射場へ。型を辿るうち、矢は少しずつ的を捉え始める。夏の県大会、声を取り戻すための一射が放たれる。だが、ノートを置いた『誰か』の正体は――取り戻しかけた青春が、もう一度試される。