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偽聖女と呼ばれた私の指先に、王太子殿下の唇が触れた日
悪役令嬢連載中#otome_isekai_pure#villainess

偽聖女と呼ばれた私の指先に、王太子殿下の唇が触れた日

著者: 編集部 · 3話 · 1.0万字

あらすじ

異世界召喚から半年、「偽聖女」と蔑まれた私の務めは、王宮の片隅で枯れかけた花を世話することだけ。誰もいない裏庭で、遠くから盗み見てきた王太子アルフレッド殿下の靴音が、今日に限って動かない。「……手を、見せろ」——膝を折った殿下が土に汚れた私の指を掬い上げた瞬間、淡い金の光がこぼれ、枯れかけの花畑が一斉に息を吹き返す。秘めた力、彼にいる婚約者、そして帰還する公爵令嬢の馬車から走った黒い亀裂。守られる側でいられる時間は、もう長くない。

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