

あらすじ
王太子との婚約式の翌朝、聖女の素質を持つ男爵令嬢の出現を理由に婚約破棄を告げられたヴァレンシア公爵令嬢リーシェ。完璧な礼で王宮を辞した彼女の掌に、淡い光が宿る――真の聖女は、捨てられた彼女の方だった。「この力は私のものです。誰かの道具にはなりません」。初めて自らの意志で選んだ道は、疫病に苦しむ北方辺境。対等な依頼を携えた辺境伯カイルと共に歩み出した彼女は、やがて「北の聖女」と呼ばれるようになる。


王太子との婚約式の翌朝、聖女の素質を持つ男爵令嬢の出現を理由に婚約破棄を告げられたヴァレンシア公爵令嬢リーシェ。完璧な礼で王宮を辞した彼女の掌に、淡い光が宿る――真の聖女は、捨てられた彼女の方だった。「この力は私のものです。誰かの道具にはなりません」。初めて自らの意志で選んだ道は、疫病に苦しむ北方辺境。対等な依頼を携えた辺境伯カイルと共に歩み出した彼女は、やがて「北の聖女」と呼ばれるようになる。