

あらすじ
三年間、第二王子に尽くし続けた公爵令嬢リーゼロッテ。だが大夜会で告げられたのは「退屈だから」という理由での婚約破棄だった。取り乱さず完璧な礼で大広間を去った彼女は、翌日の夜会に亡き母が遺した深紅のドレスを纏って現れる。誰にも媚びずテラスに佇む彼女の前に歩み寄ったのは、隣国の王太子アルベルト。彼が差し出したのは、新たな道への招待だった。宮廷の末席で磨いた実務能力が、異国の地で花開く。


三年間、第二王子に尽くし続けた公爵令嬢リーゼロッテ。だが大夜会で告げられたのは「退屈だから」という理由での婚約破棄だった。取り乱さず完璧な礼で大広間を去った彼女は、翌日の夜会に亡き母が遺した深紅のドレスを纏って現れる。誰にも媚びずテラスに佇む彼女の前に歩み寄ったのは、隣国の王太子アルベルト。彼が差し出したのは、新たな道への招待だった。宮廷の末席で磨いた実務能力が、異国の地で花開く。