

あらすじ
過労で倒れた二十六歳のOL・佐倉澪が目覚めたのは、二つの月が浮かぶ異世界の宮殿。冷徹と評される皇帝アレクシスは、幼い日の毒により人を信じられず眠れぬ夜を重ねていた。偶然触れた掌から溢れた治癒の光が、彼の古傷を消す。治すためではなく、ただ隣にいるために夜の書斎へ通い始める澪。逃げてきたはずの場所が、留まりたい場所へと変わっていく。しかし翌朝、婚約者の公女が到着し、神殿からは真の聖女鑑定の使者が遣わされる。


過労で倒れた二十六歳のOL・佐倉澪が目覚めたのは、二つの月が浮かぶ異世界の宮殿。冷徹と評される皇帝アレクシスは、幼い日の毒により人を信じられず眠れぬ夜を重ねていた。偶然触れた掌から溢れた治癒の光が、彼の古傷を消す。治すためではなく、ただ隣にいるために夜の書斎へ通い始める澪。逃げてきたはずの場所が、留まりたい場所へと変わっていく。しかし翌朝、婚約者の公女が到着し、神殿からは真の聖女鑑定の使者が遣わされる。