

あらすじ
乱世三十年、傭兵団「灰狼」の隊長・凍傑はただ姉の待つ南方の港町へ帰ることだけを願っていた。だが軍議の席で酒に酔い口を滑らせた一言が、十年先の天下統一図となって盟主・蒼霜姫を動かす。逃げ場を失った男は「私心で天下を獲れ」との言葉を受け、銭と兵糧で戦を制す軍師となる。三倍の兵を擁する西方軍閥との河越え決戦——だが勝利の陰で朝廷は彼を朝敵と呼び、裏切った副長は敵の客将となっていた。


乱世三十年、傭兵団「灰狼」の隊長・凍傑はただ姉の待つ南方の港町へ帰ることだけを願っていた。だが軍議の席で酒に酔い口を滑らせた一言が、十年先の天下統一図となって盟主・蒼霜姫を動かす。逃げ場を失った男は「私心で天下を獲れ」との言葉を受け、銭と兵糧で戦を制す軍師となる。三倍の兵を擁する西方軍閥との河越え決戦——だが勝利の陰で朝廷は彼を朝敵と呼び、裏切った副長は敵の客将となっていた。