

あらすじ
帝歴七二二年、北方辺境。没落したヴェルナ家の令嬢クラリスは、銀器を売り父の薬代に充てる十六の春を迎えていた。隣国レーゲンの侵攻が迫り、屋敷の物見台から焼ける隣領を見つめる彼女の前に現れたのは、黒甲冑の鬼神と恐れられる若き軍神ジークハルト。差し出されたのは首ではなく政略同盟だった。ただ守られる姫ではなく、自らの謀で盤面を動かす者となるべく、少女は決意する。寡兵で大軍を破る少女謀将の戦記群像、ここに開幕する。


帝歴七二二年、北方辺境。没落したヴェルナ家の令嬢クラリスは、銀器を売り父の薬代に充てる十六の春を迎えていた。隣国レーゲンの侵攻が迫り、屋敷の物見台から焼ける隣領を見つめる彼女の前に現れたのは、黒甲冑の鬼神と恐れられる若き軍神ジークハルト。差し出されたのは首ではなく政略同盟だった。ただ守られる姫ではなく、自らの謀で盤面を動かす者となるべく、少女は決意する。寡兵で大軍を破る少女謀将の戦記群像、ここに開幕する。