

あらすじ
北辺の要衝・霧隠城が陥落し、守将・風見頼定が城と共に散った。十六歳の息子・貞景は病弱で剣も弱く、武勇の父を継げぬ身。だが父が遺した一族伝来の兵法書「陰陽万機」の余白には、無数の注釈が書き込まれていた。「守るべきは民。勝つべきは策で」。折しも赫羅帝国三万が侵攻を開始、残された味方はわずか二千。軍議の末席で地形図に指を走らせた少年は、嘲笑を浴びながらも軍師としての戦を始める。頭脳で一兵でも多く家へ返す、少年軍師の戦記。


北辺の要衝・霧隠城が陥落し、守将・風見頼定が城と共に散った。十六歳の息子・貞景は病弱で剣も弱く、武勇の父を継げぬ身。だが父が遺した一族伝来の兵法書「陰陽万機」の余白には、無数の注釈が書き込まれていた。「守るべきは民。勝つべきは策で」。折しも赫羅帝国三万が侵攻を開始、残された味方はわずか二千。軍議の末席で地形図に指を走らせた少年は、嘲笑を浴びながらも軍師としての戦を始める。頭脳で一兵でも多く家へ返す、少年軍師の戦記。